2017年9月7日木曜日

('17夏)香港DAY1 尖沙咀、1881、スターフェリー

2017年8月 香港旅行の目次

朝五時台に出発、リムジンバスで成田へ。
前回(2011年1月)も朝九時台の飛行機でぶつぶつ文句を言っていたが、結局今回も同じ。お盆の羽田発は高いのである。
羽田行きのリムジンバスは混雑してぎゅうぎゅうだったが、成田行きはかなり空席があった。乗っていれば勝手に着くので、良しとする。

香港航空は新しい機体。映画を二本見るとすぐ着いてしまうのが(ヨーロッパにくらべると)すばらしい。『サバイバル・ファミリー』と『LION』。前者は深津絵里見たさに。
飛行機の窓から香港島と九龍半島が見える。




空港で、エアポート・エクスプレス・トラベル・パスを買う。一人350HKドル。
これは、往復のエアポート・エクスプレスと、使い始めてから72時間+その一日が終わるまでのMTR乗り放題カードである。その後はオクトパスカードとして通常のチャージもできる。3泊4日で4日目の深夜に飛行機が出るので、実にぴったりだった。

しかし、先にすぐ横のラックから「香港返還20周年クーポンブック」を取っていれば、20%オフだった(ガーン)。このクーポンブックは他にもいろいろ使える施設がある。

ATMでとりあえず1500HKドルくらいキャッシングする。22000円弱。

エアポート・エクスプレスで香港駅まで行く。さらに、香港駅からホテルのシャトルバスが出ていて、外気に一度も触れずにホテルまで行けた。
ホテルは「ドーセット・ワンチャイ香港」(旧コスモポリタンホテル)。
ワンチャイ駅とコーズウェイベイ駅からそれぞれ10~15分くらいずつ離れている。シャトルバスを頻繁に利用することになる。コーズウェイベイ駅からは30分に1本出ている。




コーズウェイベイ駅に行くには、地下道で道路を渡る。

街側の部屋は夜景が見えるとかで、一泊200HKドル上乗せで利用できたけど、パスした。
ちなみに部屋の窓からは、墓地が見える。冷房がガンガン効いている。香港だから部屋は広くないけど、清潔だし落ち着けた。バスタブはなかったけど。


これが窓からの眺め。緑が豊富で意外と見晴らしがよかった。
下のほうにお墓がある。
姻縁石という岩をくぐるパワースポットがこの奥のほうにある(結局行けなかった)。

一休みして、尖沙咀に出かける。
コーズウェイベイ駅まで歩いてみた。
というのは、朝ごはん用に、コーズウェイベイに行く途中の茶餐廳(チャーチャーテン)のチケットがついてきた。
チャーチャーテンは、香港の大衆喫茶・軽食店だけど、前回の旅行ではグルメな女友達と一緒だったので贅沢していて、一度も入らなかった。小腹も空いていたので、とりあえずここに入ってみることに。


この「金記冰室」というお店。
中途半端な時間なのに、地元の人たちで混んでいた。


メニュー。一部、卓球のラケット風。


レモンティーと、ミルクティー。後者はものすごく濃く煮出した味がする。これが香港式とガイドブックに書いてあった。しかし、美味しいかというと個人的には一度でいいかなという気がします(ごめんなさい)


朝ごはん用のチケットでは、料理は二種類しか選べなかった。
バタートーストと玉子焼きは、わりと普通。
マカロニ+牛肉(または、豚レバー)というスープは謎の料理だった。
お腹はいっぱいになるけど、これも一度でいいかな……と思った。結局、チケットは余ってしまった。他のメニューはもっと美味しいのがあるのかもしれない。


少し歩くだけで、大変、蒸し暑い。


タイムズ・スクエアに着いたので、シティ・スーパーに寄ってさっそくエコバッグをまとめ買いした。
6年半前に一つだけ買ったエコバッグ、マチがあって畳みやすく、縫製も丁寧で、ずっと愛用していたが、ついに底の縫い目が怪しくなってきた。それに、服に合わせて何色か欲しかったのである。


萌え絵の看板。
(日本のゲーム?)


池記(チーケイ)というエビワンタン麺のお店。
次の日に食べた。


コーズウェイベイ駅に出た。
バスやトラムがたくさん走っていて、にぎやかである。
そういえば、前回は尖沙咀に泊まっていたので、香港島のこちらのほうは来なかった。

MTRで尖沙咀に移動する。トラベル・パスは元が取れるかどうかとは別に、いちいち切符やオクトパスカードの残高を気にしなくていいのが楽である。


どことなく小奇麗になった感のある重慶マンションである。

ここで両替。六年半前と同じく、こちらのレートが一番良かった。
レートが良い順に並べると、

重慶マンション両替(1万円=713HKドル)

クレジットカードで直接買い物

クレジットカードで現金をキャッシング(1万円=約684HKドル)となる。


ちょっと見には、変わらないな~香港。

でも、6年半前は1万円で900HKドル以上もらえたから、物価が高くなったように感じる。そうでなくても、物価はぐんぐん上がっている。昔のガイドブックと比べると分かるし、最新の2017年ガイドブックに載っている値段でさえ、そのままであることはなく、大体、少しずつは値上げされていた。



許留山は、果物スイーツで有名なチェーン店で、あちこちの駅にある。
この時期はマンゴー一押し。
わりと狭い店舗が多い印象。どこも混んでいたので、結局食べる機会がなかった。

アイ・スクエアの店で、ツバメの巣のシロップ漬けを買う。

チャーチャーテンの謎のスープでかなりお腹いっぱいだったので、夕飯は糖朝で軽くすませることにする。


チャーハン、紫米おしるこ、マンゴー乗せ豆腐花。

チャーハンは夫が好きなので、この後、いろんなお店で頼んだ。糖朝のエビとチャーシューが入っているものがいちばん普通っぽくて、パラッとして美味しかった気がする。



全部で209HKドル。
紫米おしるこも甘すぎず、ほっこりした味わいだった。

ちなみに、尖沙咀の糖朝は、日本人がよく店の入り口の写真を撮るので、係のお姉さんが、自分も一緒に映ってしまうのをかなり嫌がっていた。


普通の薬局。よく分からないものがいろいろあるのよね。

ぶらぶら歩いて、スターフェリー乗り場に向かった。実はこのフェリーも乗ったことがない(たぶん。1999年のときの記憶があいまい)。
YMCAのビルに入っている店に、とても小さな香港屋台のミニチュア、たとえば、焼き栗売りなどがあって、他の似たような商品にくらべて、細工も良く、ミニチュア好きとしては心惹かれたが、そのときは、またここに来ることもあるかもしれないと思って、通り過ぎてしまった。


突然、キラキラまばゆいショッピングモールがあらわれる。
みんな記念撮影している。


ここは、1881ヘリテージ。
旧警察署を改装した新しい施設。



大きな木がミニ・ラピュタみたいで素敵だった。



中庭にいる青い風船のキャラクターを、まだ多少ポケモンGoをやっている旦那さんが「ハクリューの進化形は、こういうのでもよかった」などと言う。

(ハクリューの進化形はもちろんカイリューだが、旦那的には、あいつは色や顔つきがミニリュー、ハクリューとあまり合っていないと思うそうだ)


香港文化センターを通り抜け、フェリーターミナルに向かう。
尖沙咀プロムナードの端から、アクア・ルナというジャンク船(中国式帆船)のクルーズ船が出発していた。


もちろん帆ではなくエンジンで動くわけだけど、なかなか雰囲気がある。
ただ、小さいし冷房はないけど。
翌日、乗ろうと思ったら、その日の昼間はやってなかった。

スターフェリーに乗って、セントラルへ。


どんぶらこ。


夜景が普通にきれい。
観光客よりも、地元っぽい人が乗っている。2.7HKドルだから40円くらい。香港は交通機関の値段はすごく安いと思う。

夜8:00からのシンフォニー・オブ・ライツの少し前に、セントラルに着いてしまった。でも、シンフォニーは前回、尖沙咀側からいちおう見たし、と、あきらめる。それでも少しセントラル側から見ていたが、よく分からないので、ホテルに帰ることにする。


今度はワンチャイ駅で降りて、歩いてホテルまで帰ってみることにした。



太原街というストリートは、「下町情緒ある市場通り」らしいが、夜遅かったのでもう多くの店が閉まっていた。

ホテルに着いて、さっさと就寝。

DAY2-1 香港島セントラル付近、ビクトリアパーク、粥、PMQ
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